
自宅での食事の介助がスムーズにできるためには介助の基礎や姿勢などの知識を身につけておくと便利ですから、理解した上で介助を行うようにしましょう。
普段のように座って食べる場合やベッド上で上体を起こして食事する場合と、寝たまま食事を行う場合など、食事の姿勢には3種類ありますが、車椅子などで移動ができる人はできる限り食堂に行き、みんなでの食事を楽しみましょう。
首を安定させるために、背もたれに板などを利用して、仰け反らないような姿勢を作り、ベッドから動けなくても座って食事するようにしましょう。
上半身が起こせない人には横向きの姿勢にさせて、背中側にクッションを敷いて安定させて、上半身が起こしてある状態で食事をすることでスムーズに食べることができるのです。